ぶらぶらと。
起床。なんだか百万遍が騒がしい。
昼過ぎに外に出てみると、そういえば今日は京都マラソンでしたね。
ちょうど百万遍のあたりにランナーがごった返していた時間帯でした。ランナーの皆さん、お疲れ様でした。
古本屋さん大好き。
そんなランナーを尻目に、今日僕は何をしようかなと。特に何もないんだけど。
とりあえず行きつけの古本屋さんに。
:吉岡書店さん
黄色のテニスボールがなんか、梶井基次郎の『檸檬』の檸檬みたいだったから撮っちゃった。
丸善の画本、とまではいかないけれど、ここ吉岡書店さんも美術系の本をたくさん置いてるし、まぁいいのかな。
適当に4冊買って、またおさんぽ。
次なる古本屋さんはすぐ隣にあった。
:古書 星と蝙蝠さん
アレ、こんな古本屋さんあったかな?ってことで覗いてみた。
頭ぶつけそうな天井の狭い螺旋階段を上がるとありました、星と蝙蝠。
店内は狭め。なんかめっちゃ簡素で、品数も少なめ。
目ぼしいものは無さげだな~と物色していると、こういうところに掘り出し物があるのですね、前々から欲しかった1冊を手に入れました。
これですこれです。読むのが楽しみ~
店主のおじさん一人で経営してらっしゃるんですが、話を聞くと、なんでも20日くらい前から始めたのだとか。道理で置いてある本の冊数も少なめなわけだ。
人文・哲学書とかアート系の書籍とかを中心に置いてある不思議な感じの古本屋さんでした。潰れないようにあたたかく見守っていきたいですね。
かふぇ。
そのまま今出川通を東に歩いていくと、食事処などが並んでいるのですが、
今日のお昼は進々堂に。
進々堂 京大北門前 シンシンドウ - 出町柳/カフェ [食べログ]
如何にも老舗、の感じがたまらないですね。軽めの食事をとって、閉店の18時まで読書してました。
雰囲気はいいんですけど、料理の量にしてはちょっと値段が高いかな...と。ZACOならもうちょい安くても同じ量食べれるし、味もそんなに変わらないし(笑)とか思いました。まぁカフェとか、空間と雰囲気にお金を払っているようなものですから、別にいいですが。
店を出て、今度は夕飯をいただく場所を探しに。って今日は散歩と読書と食事しかしてませんね。
今出川を出町柳の方に歩いていくと、これまた道沿いにレストランやカフェが立ち並びます。夕飯は、さるぅ屋で。
ここはよく訪れる。無性にさるぅ屋バーガー食べたくなるとき、あるある。
安定のお味で、美味しかったです。
ところで。ここでバーガーかぶりついてた僕の隣の席では、1組の男女がなんだか物々しい雰囲気に。
聞き耳を立てていたとかそういうのは全くないんですが、明らかに会話のリズムが普通じゃないし、あーこれ、「別れ話」だぁ。
いやぁ~、よくカフェで別れ話できるなぁ、と。自分だったら他人様のいる空間でそんなところ絶対曝したくないって思うけど。
カフェで別れ話する理由かぁ。
- 他人の会話や店内でかかっている曲などの雑音が、深刻さを紛らわしてくれる
- いざとなれば食事に逃げられるから、気まずさを解消できる
- 周囲の目があるから、万が一キレて暴挙に出るなんてこともないだろう
- 部屋だと抱きしめられたりするとかあって気持ちが変わっちゃうかもしれない
なんかその他にも色々ありそうですが、でもやっぱやりにくそうだったわー普通の飲食店で別れ話するの。結論が出たのかについては分かりませんが。
カフェ(公共・内)と公園(公共・外)と部屋(親密・内)で別れ話をするのはそれぞれ違いがありそうだね。
自分としては、きっちり話をつけるときは然るべき重みを付加させるべきだと思うから、逃げ場を確保するカフェとかはあんまり好かないけどなぁ。
まぁ人それぞれですかね。
お読みいただきありがとうございました。
おしまい