だんしゃりばんばん/やましたひでこ『不思議なくらい心がスーッとする断捨離』
きゃりーぱみゅぱみゅ - にんじゃりばんばん,Kyary Pamyu Pamyu - Ninja Re Bang ...
しゃりーぱみゅぱみゅ『だんしゃりばんばん』
※にんじゃりばんばんのリズムでお楽しみください
爽やかに ポイして
だんしゃりばんばん
なんだか だんしゃりばんばん
「もっ たい ない」悪魔ささやく
どんだけ だんしゃりばんばん
習慣を変えたら 清潔が日常に
どうやって だんしゃりばんばん
愛せよ だんしゃりばんばん
凛 凛 凛
消えないメモリー
こんもり 積み上がり
部屋を埋めるのは にんにんにん
ゴミだけだから
一応解説すると
〈爽やかに ポイして〉→「うじうじせず、爽やかに捨てよう」
〈「もっ たい ない」悪魔ささやく〉→捨てるときには「もったいないんじゃないの?」とか「いつか使うかも?」という悪魔のささやきが聞こえるが、ガン無視の方向で。今使うか使わないかを第一の基準にすること。
〈習慣を変えたら 清潔が日常に〉→使うモノだけ手に入れる。使わないモノは捨てる。この習慣が身に付けば、自分の人生にとって大切なモノだけに囲まれて暮らすことができる。その結果として、居住空間は整理整頓され、清潔を保つことにもつながる。
〈どうやって だんしゃりばんばん 愛せよ だんしゃりばんばん〉→断捨離はどのように行えばよいか。その根本にあるのは、愛である。今まで使われてくれたモノたちへの感謝のこころ、愛情を惜しみなく注ぎながら捨てることで、モノたちも安心して成仏できるというもの。そのほうがモノにとっても断捨らー(断捨離実践者)にとっても、よいよいなのだ。
〈消えないメモリー〉→お誕生日にもらったお手紙、元カレからのプレゼント、青春を捧げたあの日のユニフォーム。。。思い出の品は人それぞれにある。そうしたモノたちを手放すのは、与えてくれた人や頑張ってきた自分を無下にするように思われるかもしれない。しかしながら、大切なのはモノ自体ではなく、気持ちなのだ。手紙にしろプレゼントにしろ、モノは気持ちを伝えるツールでしかない。大切な気持ちを思い出したら、そっと、且つしっかりと胸に刻んで、感謝の心とともにいざ捨てん。メモリー(思い出)は決して、消えないのだから。
〈部屋を埋めるのは にんにんにん ゴミだけだから〉→ひたすらに居住空間を埋め尽くすだけのモノは、単なるゴミである。今ここで自分が使うモノだけに囲まれた暮らしは、モノたちそれぞれにあるべき場所を与える。あるべき場所に置かれたものは、その本来の輝きを見せる。あるべき場所も分からず真に有効な使われ方もせず、ただ空間を埋め尽くすだけのモノは、泣いている。それはただのゴミだ。モノをゴミにせず、自分の大切な仲間にすることができる人は、自分を大切にする人だ。自分を大切にできているからこそ、自分に必要なモノをきちんと判断し選択できる。それは人間関係や自分の人生の岐路における選択をも、左右しかねない重要な要素である。断捨離を断行し、すっきりはっきりくっきりとした生を生きようではないか。